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2007年11月25日

そして終戦。対福岡戦。

071125対福岡戦.jpg
試合終了後、選手から拠出されたフラッグ。
今年ほど、選手とサポーターが共に戦ったシーズンは無かった。

あと一試合を残しているが、湘南はこの福岡戦を持って終戦となった。10月に入り、いつこの”終戦”が来るかと思ったが、本心を言えば良くぞここまで持ちこたえてくれた、と思う。チームに感謝したい。今日の試合も負けたとは言え、気持ち溢れる素晴らしいファイトぶりだった。まったくこの結果に下を向く必要はない。来年はここから積み上げよう。

今期は多くの選手の「成長」というものを身近で目にした。ボランチにコンバートされた坂本があれほどハードワークの具現者になるとは思わなかった。同じくシーズン途中からボランチにコンバートされた田村もそのしつこいマークぶりは驚きだった。また、左サイドの小亦もシーズン当初のひ弱さが消え、たくましささえ感じた。また、ここ数試合アジエルの変わりに試合に出ている鈴木のスタミナと強気ぶりにも関心。FWの石原もシーズン終盤には人間が変わったかのように、チェイシングを行い、ボールをせり、そしてゴールを決めてくれる頼もしい存在となった。

そして何より38歳にて進化し続け、何よりチーム一の働き者で、FKのスペシャリストであり、サッカーを良く知ったプレイを随所に見せつける加藤望には驚いた。あの年齢であの切れっぷりは、普段どんな生活をしていれば手に入れられるのだろうか。まさに”限界を感じたら人間終わり”を地で座右の銘にしていそうである。素晴らしすぎる。

ただ、こんな良い面ばかりの今期の湘南だが、昇格できなかったのは地力が無かったという事実を証明している。来期に向けては更なる飛躍に向けて

① まずは現状選手の慰留(特にアジエル・坂本・斉藤・ジャーン)。

② 一人で持っていけるFWの獲得。

③ この悔しさを糧にする。

ことが必要である。
来年はまだ不確定要素が多すぎるが、上記を達成できれば、今度こそ、”本命”として昇格争いが出来ると思う。

それにしても昨年はホーム最終戦で柏の昇格を見せられた。そして今シーズンは同じ地で昇格を逃した。どちらも悔しいが、今シーズンの悔しさは遥かにまだ前向きである。来年、この悔しさをばねにすることが出来るシーズン最後のホームゲームだった。

尚、この試合終了後セレモニーで外池選手が引退を発表した。11年間、お疲れ様でした。

投稿者 bellwin : 21:15 | コメント (0)

2007年11月24日

FC東京対大宮

明日の湘南対福岡戦まで待てないので、味の素スタジアムにてFC東京対大宮を見てきた。大宮は残留がかかり気合入りまくりだが、東京は何にもかかっちゃおらず、かろうじて原トーキョーのラスト、土井と福西のお別れ、ぐらいがモチベーションかという試合。実際、試合前の雰囲気は、必死さの伝わる大宮サポに比べ、東京側のスタンドは天気の良い日差しと共に眠気を誘われるようなボーっとしており、それぞれの置かれた立場を如実に表していた。

試合前にFC東京の来期ユニフォームが発表されたが、バルサのパクリっぽい感じ。だが、なんとなく垢抜けない今のものに比べるとかなりセンスは良くなっている。サポーターの投票で選ばれたようで青赤の人たちも納得なのだろう。

さて、試合は前半は何もなし。バックスタンドで試合を見ていた身としては、目の前から降り注ぐ日差しが心地よく、眠気に誘われまくりの内容だった。

後半。いきなり石川の素晴らしいシュート。これで大宮は切れるか、と思ったが、このゴールの直後に右サイドを切り裂いた吉原が粘りに粘って、マイナス気味にボールをペナルティエリアに送る。そこへ藤本がズドン。吉原の絶対に倒れない!という気持ちがゴールになった1点だった。

その後は、大宮は広島が負けているということもあったのだろうが引き分け狙いの交代に出る。FWを下げ、攻撃的MFを下げ、守備を固める。方やFCはホーム最終戦で負けるわけには行かないとばかりに平山を投入。しかし平山は一部を除きまるで役に立たなかった。

そんな平山君のプレー振りを失笑しながら、またこれまた途中出場のノリオの馬力を楽しんでいると、試合はいつの間にか45分近く。そこに突然ドリブルを自陣深くからスルスルと始めた男がいた。大宮のDFレアンドロである。

この時間帯、東京はかなり前がかりにだったので、突然のこの意を決したかのようなドリブル開始に守備陣は付いて行けなかった。一度、小林にはたいてまたリターンを貰ってからはもうゴール一直線。距離にして80mをさえぎる相手をなぎ倒してドリブルで駆け抜けた。素晴らしいゴールだった。

これで大宮はほぼ残留決定。来年もJ1で闘うことになるだろう。方やFC東京はホーム最終戦も勝利で飾れず、試合後の原監督のシーズン最後の挨拶も大宮サポーターの歓喜の歌にかき消され気味だった。来年も迷走するようだと、いよいよ降格が見えてくると僕は思う。

そして明日は僕らのホーム最終戦&大一番パート2となる福岡戦である。ともかく勝って可能性を残したい。ちょうど、昨年のホーム最終戦は目の前で柏の昇格を見せ付けられた。それが今年は自らの昇格をかけて闘うことが出来る。だからこそこのドキドキ感を今は素直に愉しみたい。

さて、いよいよクライマックスだ。

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声量でもFC東京に負けていませんでした。


投稿者 bellwin : 23:17 | コメント (0)

2007年11月23日

2007年ベストブック投票受付開始!

ベストブック投票受付開始しました。

投票されたい方はトップの企画モノバナーか、専用バナーをクリックしてください。

今年も例年同様組織票も大歓迎。ただし、連続投票は時間を空けて投票しないと出来ません。

また、最終結果がそのままベストブックに選ばれるとは限りません。あくまで参考です。これも例年同様です。

他の書籍や雑誌を推したい、またはコメントを書きたい方は私宛に直接メールかこのBLOGのコメント欄かBBSにお願いします。

更に今年は年内に発表したいな、などと考えております。12月25日あたりを締め切り日にしますので、お早めに投票を。

それではよろしくお願いします。

投稿者 bellwin : 09:37 | コメント (0)

2007年11月22日

北京オリンピック出場。

既に少し古い話題だが、オリンピック予選、見には行けなかった。仕事が…、というのが主な理由なのだが、少し無理すれば行けたとは思う。だが、どうもその無理をしてまで、という気が起こらなかった。理由はチームに魅力がない云々では無いと思う。TVで後から見れば柏木は一生懸命闘っていたし、チームとしてのオーガナイズもしっかりしていた。日本人好みのサッカーではないが、反町監督は新潟をJ1に上げる際にも徹底したリアリストだった。(J2はリアリストではないと勝てない。華麗なサッカーは通用しない) ”負けない”サッカーがいかに大切かを良く知っている監督だと思う。その意味で、このような予選にはうってつけの監督だったと思う。このチームはつまらない云々、ましてや点が取れない云々言う方は、真の辛さを味わっていない、と僕は思う。この年代で勝ち抜くだけで良いのか?という議論はまた別である。

話が逸れたが、行かなかったのは興味がそれほど沸かなかったからである。正直、3000円という自由席チケットが高く感じてしまった。それには見合わない、と思った。

そろそろ、オリンピック・オリンピックと騒ぐのも如何だろう。世界のサッカー界ではあまり重要視されず、特に協会もファンもそれを追いかけることに夢中なヨーロッパではその傾向が特に強いのに、日本が、ここまでオリンピック出場に血道を上げるのも如何だろう。オリンピック出場より広島を残留させることが大事、と言わしめる選手を育てることのほうが日本サッカーの底上げに繋がる、と思うのは僕だけだろうか?コレは柏木や青山を非難しているのではない。環境の問題だ。環境が彼らをそう行動させているのであって、その環境をクラブ中心のモノにしないといつまで経っても日本サッカーはヨーロッパから立ち遅れる。

いい加減、サッカーを取り巻く人々はメキシコオリンピックの呪縛から離れたほうが良いのではなかろうか。

投稿者 bellwin : 22:37 | コメント (0)

2007年11月18日

仙台戦@ユアテックスタジアム

午後9時半に仙台より帰宅。飯を食いながら録画した試合を見て勝利の余韻に浸る。過去最高の仙台アウエイ参戦者、選手の気迫溢れるプレー、7年ぶりの仙台の地での勝利、そして何よりこれによりまだ昇格の可能性が残ったこと、多くのものに感動した。今年一番のゲーム、そしてサポーター席の雰囲気だった。

そして、まだ次がある。それが何よりうれしい。他力本願もいよいよ狭い道になってきたがそ「そんなの関係ネェ」。信じるものは救われる。

とにかく今日は疲れたのでこれまで。参戦した皆さん、お疲れ様でした。

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行きの新幹線車中から虹をみた。今日は勝てると思った。

投稿者 bellwin : 23:30 | コメント (0)

2007年11月16日

ジョホールバルから10年目だというのに…。

今日はあのジョホールバルの戦いから丸10年目の記念日だった。ホントはこの日に合わせ、この10年を振り返った文章を書こうかと構想も練っていた。

しかし…

オシム監督が倒れた。脳梗塞で予断を許さない危険な状態でもあるらしい。今はただただ、回復を祈りたい。

僕はオシムのサッカーとその生命力を信じている。

投稿者 bellwin : 23:20 | コメント (0)

2007年11月15日

浦和レッズ、ACL制覇!

まずは、浦和レッズを愛する皆さん、おめでとう。終わってみれば決勝第2戦は浦和のいつもの試合運び-決してよいサッカーではないが、選手の能力で押し、相手の一瞬のスキを狙って得点を重ね、後は守りきる-を忠実に行ったゲームだった。よく指摘されることだが、”負けないサッカー”を結局はACLでも重ねてきたのである。

しかしこの勝利の重要性は、単に浦和の歴史を作る、ということだけにとどまらない。浦和の優勝シーンを見て、あの頂点に立ちたい、と思う選手やクラブは増えるだろうし、またそこに近づく努力も今以上に重ねるだろう。そして何より、ここ数日の報道量や注目度は代表並みとも言え、”浦和”というチームはそれだけマスコミでも「商業価値のある=商売になる」クラブになったということが重要なのである。今後はこのレッズがひとつのキーとなり、このレッズの動向に頼りながらも、Jというリーグが再び(一般的な)注目を集めるものとなることが考えられ、それはすなわち日本にも本格的なクラブ中心時代の到来を告げることになるのである。かつてのJリーグ開幕時はいわゆる”ブーム”でその注目は上滑りしたものだったが、今はJ2でも平均4千人以上を集める時代であり幹は(その当時に比べれば)かなり太い。過去のようなバブルで終わることはないだろう。そしてそれは日本サッカー界もやっと世界のサッカー潮流に乗ったということであり、極端な代表中心主義時代も終わりを告げる、ということでもある。その意味でこのレッズのACL優勝は大きな時代の節目と言える。

とにかくおめでとう、浦和レッズサポーター。次は僕らだ。

投稿者 bellwin : 00:05

2007年11月11日

湘南2-1草津

ということで、次節は仙台行き決定。こうなったらダメになるまで追っかけてやる。
こんな安いプラン(パンフレットの2ページ目杜の都仙台と名物牛タン1万円!ネットからも申し込めるぞ)もあるし、もしこれを見ている湘南サポーターがいたら是非一緒に駈け付けよう。

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アジエルのお父様逝去にご冥福をお祈り申し上げます。

投稿者 bellwin : 21:49

2007年11月08日

湘南、菅野監督続投決定

ここ数年、1年単位で監督をコロコロ代えていた湘南だが、久々の同一監督で3シーズン目に突入することが決まった。確かに今期の成績と内容を見ると監督を代える必要性は見出せないし、コロコロ代えるのは対外的にも印象悪いので、良いことではないだろうか。菅野監督、あと今シーズンの4試合もガンバって下さい。

そして、浦和がアジアチャンピオンズリーグ決勝1戦目を引き分けた。かなり押されていたようだが、アウエイでゴールを奪い引き分けたのは最善とは言わないが、善いことだとは思う。ホームでの第2戦はチケット売り切れだそうだが、見に行きたいところである。放送が決まったテレ朝で楽しむしかないか。

投稿者 bellwin : 23:48 | コメント (0)

2007年11月06日

ロッソ熊本スポンサー問題

熊本がどうやら今週末にもJ2昇格が決まるらしい。これで来年は熊本遠征が増えるわけで楽しみ…おっと、湘南は1部に上がるんだった。(笑) どちらにせよ、めでたい話ではある。

ところがこの記事。いつものとおりJリーグの見解は訳がわからん。

日本フットボールリーグ(JFL)で2位(10月31日現在)につけているロッソ熊本のメーンスポンサーで、試合用ユニホームの胸に「白岳」という焼酎ブランドのロゴを掲げ、支援している高橋酒造(熊本)のことだ。ロッソが、晴れてJ2昇格を果たした場合、最も目立つ胸スポンサーからの撤退を余儀なくされる可能性が高い。
 「青少年に対する影響を総合的に考慮すれば、胸スポンサーの継続は難しい状況」というのがJリーグ側の説明。
 酒類メーカーであることがネックという。 (中略)
97年に一度、解禁され、ヴェルディ川崎では三浦知良らがサントリーのビールの銘柄「MALT’S」のロゴを胸につけ、ピッチを走り回っていた時期もあった。ビールはOKで、焼酎はNGなのか? 何だか腑(ふ)に落ちない。 (中略)
話は脱線するが、そもそも日本のサッカーの発展は「酒」が支えてきたと言っても過言ではない。現在も日本代表のオフィシャルスポンサーであるキリンは、今から29年前の1978年、日本で初めて開かれた国際大会「ジャパンカップ(現キリンカップサッカー)」に協賛して以来、継続的に日本サッカーを支援してきた。  日本サッカー協会が以前、東京・原宿の岸記念体育館の中にあり、スポンサー探しに血眼になっていたころ。山手線を挟んだ近所に本社があったキリンに支援を頼み込んだのがきっかけだ。日本サッカーは、そうして資金難の時代を乗り越えてきた。  「白岳」の胸のロゴに即効性があり、それを見た子どもが「今、飲みたい」と思うかどうかは、はなはだ疑問だ。それほど「青少年に対する影響」に目くじらを立てるべき対象ではないと、私は思う。事実、Jリーグの百年構想パートナーである「朝日新聞」のロゴで、発行部数が飛躍的に伸びているという話は聞かない。

まったくこの記事を書いた原田記者の言うとおりなのである。

賭けても良いが、キリンと聞いて子どもがイメージするのは間違いなくビールメーカーであろう。キリンビバレッジ(キリンの飲料部門会社)で一生懸命働いている方には申し訳ないが、それほどキリン=ビールというイメージは大きい。いや、大きくなければビール業界NO.1にはなれない。

そのキリンが日本サッカー協会を貧乏なときから支えたのは有名な話で、僕らサッカーファンはキリンさんに対して足を向けられないわけだが、同じことはロッソ熊本と白岳との間にもいえるハズ。それを胸スポンサーはダメとは、まるで、名古屋のジェフからの監督引き抜きは非難しておいて、自らのオシム監督の同じジェフからのシーズン中引き抜きはOKというスタンスにあい通ずるものがある。

最近のJリーグには官僚主義的な硬直した権威振りかざし行為がこの件に関わらずかなり見え隠れするが、今少し、視線を下げ、柔軟対応を取ることも必要なのではないか。もしかしたら裏には報道されない何かがあるかも知れないが、このままでは、努力している各クラブとの溝は深まるばかりような気がしてならない。

投稿者 bellwin : 09:10

2007年11月04日

天皇杯4回戦

あえなく湘南は天皇杯は4回戦で広島に敗退。試合の中継がまったくないため、詳細はわからないが、スコアを見ると自力の差が出たのあろうか、と推測される。わざわざ鳥取まで行かれたサポーターの方はホントにご苦労様といいたい。

さて、この結果を前向きに捉えれば、これでリーグ戦に集中出来るということだ。まずは次の草津戦に全てが賭かる。

追加:
そんな事を書いているうちに民主党の小沢氏が代表を辞める、というニュースが家のテレビ上を流れている。この前の安部さんといい、最近は唐突な辞め方流行ってますね。しかもどちらも命を賭けると言っていた、海上給油と衆議院選挙、それぞれに筋道をつけないまま、面倒くさくなったから辞めちまえ!的な感じで、なんだかかんだか。でも、僕は小沢さんは例え民主党が勝っても総理大臣にはならないって思っていたので、どこで辞めるかのタイミングかなぁ、と思っていました。それにしても、ここかよ!と。ねえ。

投稿者 bellwin : 18:54 | コメント (0)

2007年11月03日

07年ナビスコ決勝

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今年のお菓子はコレでした。


ナビスコ決勝川崎フロンターレ対ガンバ大阪を見にいった。場所はいつもの東京国立競技場である。

最近は毎年恒例ともなった、入場前の長蛇の待機列に並ぶこと30分、ようやく入場し、バックスタンドの2階フリーエリア、ほぼど真ん中を確保する。これまた恒例のナビスコお菓子のプレゼントは、今年は写真のチップス。タコスみたいなもので、ソースが付いており、晴天とも合いまみれ、ビールをガン呑みしてください、言わんばかりのプレゼント。おかげでビールが恐ろしい勢いで売れており、なかなか買えず。きっとこれは国立出入りのビール会社とのタイアップ企画に違いない。

席はほぼ満員。緩衝地帯としての空白と招待席らしきメインの高そうな地帯に多少の空きが見られるが、あとは埋まっていた。自由席には立ち見も大勢おり、それで41000人ということは、改修後の国立では正式キャパは50700人だが、、実際のところはどんなに詰めても47000人くらいが限界ではなかろうか。現在のメインスタジアムとしては少々小さく、早期の立替を望みたい。もちろん、サッカー専用で。

試合は高レベルの白熱したものとなった。久々にJ1クラスをみた訳だが、ミスの少なさに驚く。こんなにJ2と違ったっけ?と少々の戸惑い。これでは万が一湘南が1部に上がっても、相当苦労をするに違いない。

特にガンバの中盤を自由にしたフットボール見ていて楽しい。その中でも遠藤の技量は誠に見事で、「そこ見ているのかよ!」というところにボールを何気に出すから、見ているこちらといては唸るばかり。そればかりか、いつも以上に守備の意識も高く、監督も後のTV出演時に話していたが、タックルの数は遠藤らしくないぐらいだった。

またそれ以上に面白かったのが、ガンバの右サイド安田と川崎の左サイド森とのマッチアップ。お互い意識バチバチ状態で、ひたすらボールの取り合い&仕掛け合いで、そこだけ他のフィールドプレイヤーも参加してはいけないような雰囲気。後半に入り、安田のポジションが前目になったこともあり、森は彼の裏を抜こうと必死だったが、結果はあのバレーのクロスからの安田の反応に1歩前に出られず失点してしまう。結果的にここでの攻防の勝者が試合を決めたわけだ。森は悔しいだろうが、しかしサッカーの醍醐味を存分に味わせてくれた二人には大いに拍手をしたい。

川崎の敗因は両トップが完全に抑えられたこととDFラインからの有効なボールが出なかったことではなかろうか。特にジュニーニョは完全にシジクレイに勝っていたわけで、彼に有効なボールが出てシジクレイとのマッチアップなら勝てただろうから、それを今少し徹底できれば違った展開になっていただろう。まぁ、それをさせなかった大阪の守備陣が素晴らしかったのでもあるが。

試合後の、MVP男安田のしゃべりはテレビで見たよりは会場ではウケていた。このままどこまでしゃべっちゃうんだろうと、おしゃべりの息子を持つ親のように少しハラハラしたが、最後はうまくまとめ、会場は盛り上がった訳だが、逆にもし二川がMVPを取ったらどうなっていたのだろうといらぬ心配をしてしまった。しかし、あのスピーチ、川崎サポには聞きたくないものだったろう。気持ちはわかる。ただでさえ、負けたときの相手のヒーローインタビューは聞きたくないものだ。それが決勝の舞台なら尚更。だからスピーチ中のブーイングも理解できる。それでまた悔しさを積み重ねて歴史を作っていけば良いのである。

なんにせよ良い試合を見た。毎年ナビスコの決勝はナイスマッチが多い。来年も是非この場に来たいものだ。

投稿者 bellwin : 23:46 | コメント (0)