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今年の数々の負けの中でも最も凹み具合がハンパなかったのがこの仙台戦。なぜなら残留を争う直接対決で負けたという事実、同時昇格組なのに(特に守備面での)格の違いが見られたこと。そしてまたもや中原に決められたこと、そして何よりあのスタジアム環境で負けるという屈辱感、以上からである。

いろいろ書きたいことはあったのだがそうすると選手一人ひとりに対する罵詈雑言になってしまったので途中まで書いてDeleteした。なので、この試合の事は以上!としたい。しかし、それにしても、しまむr...。

今回は行き帰りをバスにしたのだが、帰り(夜行)はともかく行きの日中走る便はお勧め。ある程度時間に余裕を持たせれば安いし、楽だし、快適でもある。(もちろんバスによるが) 但し大人なら3列シートは必須。今はシートも事前に選べる(追加料金発生の場合もある)ので窓際を取れば隣席と隔てるカーテンを使用することによってプライベート感覚も満喫。因みに今回利用したのはさくら観光さんでした。

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試合前にくつろぐ湘南サポーター達。この頃は期待と不安でいっぱいでしたが幸せでした。今は...

 

西穂高岳~焼岳 - 蹴球間々記

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今週は夏休みを頂き、一泊山行を愉しんだ。行き先は新穂高温泉から西穂高岳~焼岳を歩き、上高地に下るという山越え縦走路。コースや時間、そして所感など詳細は以下の通り。

●山行日程

2010年8月25日~26日

 

●コース

1日目 新穂高ロープウエイ~西穂山荘~西穂独標~西穂高岳~西穂独標~西穂山荘(テント泊)

2日目 西穂山荘~焼岳山荘~焼岳焼岳山荘~上高地(バスにて平湯温泉へ)

 

●詳細

1日目 

前日夜に中央高速の諏訪湖SAにて車中泊をし、平湯温泉あかんだな駐車場には7時に到着。無料シャトルバスにてバスターミナルに向かい、7時40分発新穂高温泉行きのバスに乗る。

終点の新穂高温泉で降りロープウエイ乗り場へ。この日は平日だが団体がおり多少乗車に時間がかかる。2つのロープウエイを乗り継ぎ終点の西穂高口には9時ぐらいに着く。

ここからはいよいよ登山開始。多少のアップダウンはあるにせよ約1時間で西穂山荘着。早速テント泊受付を済まし(お代は500円、ただし水は別途料金必要)設営。

 

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西穂山荘。綺麗で大きな山小屋。すぐ目の前がテント場です。

10:30 まずは西穂独標を目指し出発。

11:15 独標(2701m)着。天候は笠ヶ岳方面はガスっていたが上高地及び穂高方面はまずまずの視界。ここまでは意外とあっさりの一般的ルート。

 1:20 独標から西穂方面を見ると噂に違わぬ悪路の様相。まずは独標から下る道がこの頂上から見ると垂直の岩場に思え、進むのをかなり躊躇する。が、先に一人降り始めたのをきっかけに前へ進む。

 

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 独標から西穂高岳方面を望む。写真下のほぼ垂直に見える岩場をまず下ります。

 

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今度は逆にピラミッドピーク方面から独標を望む。この辺りまでが一番の難所。

実際進んでみると、険しいのはピラミッドピークまで。つまりは独標から直後の道が最も難所で、先へ進むほどに慣れもあり怖さは感じない。もちろん、足場も悪く基本的な三点支持で岩場を登ることもあるが、多少北アルプスに登った方ならそれほど厳しいルートとは思わないだろう。但し先にも書いた通り独標~ピラミッドピークまでは要注意。1箇所、岩をトラバースするところがあるがここは怖かった(笑)。雨の日には歩きたくはない。

11:44 ピラミッドピーク着。ここまでのルートからこの先どんだけ厳しいのだろうか、とこの時は思った。写真を撮りすぐに出発。ここから先行したおじさん呉越同舟よろしくたまに声を掛け合いながら同じペースで登る。おじさんも不安だったのだろう。

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ピラミッドピークから穂高を望む。真ん中が西穂高岳。見た目と違いここからは危険箇所は少ないです。

12:25 逆スラブの岩をよじ登って西穂高岳山頂(2901m)に登頂。おじさんと互いに健闘を称えあいながらそれぞれ記念写真をパチリ。ここから先は日本の一般路では最も厳しいと言われるルート。確かに先に見える奥穂高岳までのルートは人など歩けるところは無さそうな針山の連続。悪魔が住んでいるとしか思えない様相。

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西穂高岳山頂。"主峰"というのは独標から12のピークに番号が振られその"主"だからか。

12:40 西穂高岳を後にする。ここから降りる際の逆スラブの岩場は少し気を使うが、三点支持の基本さえ知っていれば問題はない。

13:35 独標まで戻る。ここまでくれば安心。かなり長いこと滞留し他の登山者達といろいろ情報交換。

15:00 西穂山荘に戻る。この時は非常に良い天気でビールなどを呑んで一息つく。が、この後、夕刻に猛烈な雷雨となり、小一時間テントに閉じ込められる。雷が小屋の避雷針に落ちたとの話もあったぐらいで、正直、この時間は今回の山行で一番怖かった。

 

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西穂山荘テント場全景。これでは休日は張るのにも苦労しそうな狭さだ。

20:00 就寝。深夜には雨も止み、明日の天候も良さそうな星空だった。

 

2日目

4:00 起床。朝食を取りテントを撤収して焼岳に向け5:30に出発。ここから焼岳小屋までは森の中を歩くとは聞いていたが、確かにその通りで、早朝ということもあり薄暗く熊でも出そうな雰囲気で、あまり気持ちの良いルートではなかった。(展望はそこそこあるが)

8:00 焼岳小屋に到着。途中は一人も出会わなかった。雨が降った翌日ということもありここまでのルートはぬかるみ、そして笹も濡れており下半身はかなりびっしょり。簡易スパッツも装着していたがあまり役にはたたず。レインパンツを履けば良かったと後悔。あまりに疲れたので小屋でカルピスウオーターを購入し一気飲み。450円也。

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焼岳山荘。森の中にある小さな山小屋でした。

8:20 小屋を出発。ここからは森林限界を超えるので日差しがまぶしいほどの明るいルート。実はこの時、山頂まで軽荷でピストンして上高地に降りるか、山頂を越えて中の湯に降りるか迷うが、結果中の湯に下りることを選択。これが失敗だった。

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焼岳山荘から少し登るとこのような景色。焼岳全景が目の前です。

9:50 荷が重いこともあり、ガイドのコースタイムを大幅に超えながらようやく鞍部に到着。ここで衝撃的な話を中の湯から登ってきた人に聞く。

現在、中の湯側に降りるには旧道と新道という2つのルートがあるのだが、このうちバス停に近い場所に降り立つ旧道は現在は歩く人も少なく廃道状態だということ。この情報を教えてくれた人も実際、旧道から上がろうと考えていたがタクシーの運転手に止められたそうだ。後に家でいくつか検索をすると確かに同じような情報が散見されるので、あながち誇張された話でもないのだろう。

因みに新道を降りるとそこからバス停までは一時間はかかるらしい。しかるに登ってきたルートを戻り上高地に下る決断をする。ここまで持ってきた重い荷物はなんだったのか(笑)。

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鞍部から見上げた焼岳北峰頂上。白いものは雲ではなくガスです。ルートのすぐ横で吹き上げています。

鞍部から頂上の北峰まではすぐ。手ぶらで登る。南峰は崩れやすいため登頂禁止だが登っている人もいた。しかしこの北峰、ガイドには2444mとあるのに頂上の碑には2393mとある。どちらが本当なのだろう。 

10:15 頂上を出発。しかい活火山だけあって硫黄の吹き出る様や匂いはなかなか他の山では見られない光景。

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焼岳頂上からみた穂高方面。これまで歩いてきたコースが一目で眼下に広がり少し感動。

11:30 再び焼岳小屋に到着。かなりヘロヘロだったが、水を一杯飲んだだけですぐに出発。ここから上高地に下るルートは梯子がいくつもあるとのことで、重い荷物を背負う身としては若干不安だった。だが実際は小屋から数えて最初の長梯子はかなりの高度感を感じるので足も震えたが、その後出現する数箇所はそれほどでもない。ただ、面倒だ。

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これが最も長い梯子。ほぼ垂直で降りるのは結構怖い。

12:28 ようや上高地に到着。さすがに消耗しまくり、ここから観光客に混じりながらバスターミナルまで歩くのはしんどかった。

14:00 ターミナル着。これでもう歩かなくていいんだ、と思うと嬉しかった。14時30分の平湯温泉行き(あかんだな駐車場までも行ってくれる)に乗車し、平湯に着くや否や早速バスターミナルにある温泉へ。ここには温泉・食事処・お土産屋と3拍子揃ったセンターがあり、この施設を使えば目の前に駐車OK。因みに山から降りた後の温泉とカツどんはいつでも最高である。これだけは譲れない。(車じゃなければビールもいきたかったのだが)

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平湯温泉バスターミナル。日帰り温泉や食堂も完備。利用者は手前の駐車場に車を止められます。

 

15:30 家に向け出発。天気にも恵まれ(1時間を除き、笑)、なかなか充実した山行だった。 

 

 

 

浦和戦 - 蹴球間々記

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大挙来襲された浦和サポさん達。 

またもや完敗。

こうもヤラれる試合が続くと、見ているコチラの感覚も麻痺してくるもので、「やっぱ実力が...」とあきらめにもにてサバサバ感。本当はそうじゃいけないのだろうけど現実は現実。

前半の湘南は良く戦っていたと思う。序盤の惜しいシュートが入れば、というのはサッカーの世界では常なので言っても仕方ないことだが、それほどチャンスはあった。後半の自力差はともかくとして全体を通してみれば3ヶ月前のアウエイよりは存分に戦うことは出来た。

試合後は8ゲートは拍手もまばらだったが、罵声もそれほどは飛ばず。どちらかというとみんな困惑、というかこの結果に関しては悔しいがどうしようもないといった感じか。こちらのやろうとすること(戦術や個々の連携)は精一杯やろうとしてるのはわかるし、選手の頑張りも伝わってはきた。しかし、いかんせんやはり個々の能力差は埋めがたく、それが解るだけにあのような雰囲気だったのだろう。

浦和はやはり個々の能力がリーグでも随一。だからひとつはまりだすと強烈。それが後半のゴールラッシュにつながった。それにしてもスピラノビッチに簡単に弾き飛ばされてゴールを決められてしまうジャーンは悲しかった。

この試合、ひとつだけクレームを書けば、試合前にゴール裏のサポーターに立って試合を待つように促す運営。確かに混むことは予想されており、一段に2列作らないと人が入りきれない恐れもあったとは思うが、1時間以上前からいくら立見席とはいえボーッと立って待っているのを促すのはいかがなものか。それなら席詰めを積極的に促すようもっとアピールしたほうが良かったのではないだろうか。もちろん、普段からゴール裏を知り尽くしている住人の多くは座って待っていたしキチンと席詰めも行っていた。ちょっとおかしい運営だったとも思うのだが如何だろう。

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ロンドさん、フィニッシュ。お疲れ様でした!

京都戦@TV観戦 - 蹴球間々記

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この猛暑にやられのか、今日は風邪をひき家で臥せっていた。

で、湘南対京都もTV観戦。

最後の柳沢のゴールで風邪がぶり返したのはいうまでもない。

最後にあそこでヤナギをフリーにしたのはなぜなんだろう。仕方ないのか?でも仕方ないではすまされない結果。

そしてスタジアムで応援していた人のショックは如何ばかりだったか。それを慮ると...。

嗚呼。

 

 

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神戸は前回の書いた通り9年ぶり。スタジアムはホームズスタジアムと名前を変えていた。

変わっていたのは名前だけでなく、9年前のこけら落としの時にはあったゴール裏の巨大な観客席は3分の1に縮小され、代わって全天候型の屋根が設置。そのため、当時の印象に比べ、スタジアムに入った瞬間は記憶より小さいなと思った。

但し見やすさは球技専用でもあり相変わらず素晴らしかった。惜しむのはゴール裏の観客席角度が少し緩やかで座ってみるとゴールラインが見切れてしまうこと。まあ、僕らは立って見たのであまり関係はなかったのだが、それでも少し前方の人の頭が被ってしまってはいた。

試合の印象はここ数試合の中では一番まともな戦いをしていたというのが率直な意見。前半10分を過ぎて0-0なのには冗談ではなくホッとした。同じ前半にはPKのチャンスもあったが、これは中村が相手のGKの注文通りに蹴ってしまった印象。見事にGKの動きとボールの軌道がシンクロしていたので蹴った瞬間に諦めた。

後半は湘南の動きが良くなり、ゴール裏でも勝利の期待が高まる。そんな中で阿部の幻のゴールには、誰もが副審のオフサイド判定に気付かずしばらくぬか喜び。但しその後も、選手がピッチで躍動した姿を見るのは久々だったためゴール裏の雰囲気も良く、"粉骨砕身・熱烈応援"だった。試合後も罵声はなく今後への期待を込めた拍手が圧倒的で、ブーイングにまみれた神戸側とは対照的だった。

この日の個人的なMOMは島村。いつもは中途半端なポジショニングで裏を取られっぱなしで抜かれまくりのサイドでの守備も、ことこの試合に限っては攻めてよし守ってよし。判断も良く、スタジアムにいた誰もが島村のことを見直したに違いない。また、久々のセンターDFで起用された山口も調子の崩している村松の代わりどころか、当分は彼がレギュラーで良いのではないか、と思わせる働きぶり。あとはワントップのFW、田原かヴァウドどちらかがもう少しまともなポストプレイが出来れば湘南はかなり安泰なのだが。

しかしせっかくの神戸なのに神戸牛もスイーツも全く口にせず。代わりに翌日曜日には灘まで出向き日本酒三昧。灘の酒蔵(菊正宗とか沢の鶴とか)はその多くが資料館を持っており、そこでは利き酒もさせてくれるので数館回るだけでいい感じに。お盆休みで結構休館が多かったのだが、そうでなかったらいったい帰る頃にはどうなっていたことやら。帰りの新幹線含めひたすら呑み続けた遠征だった。

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菊正宗の資料館。ここでしか買えない純米酒もあり。

ということで、先週の悔しい負けにも懲りずに明日は神戸行き。一泊して神戸旅行も兼ねてたりする。

しかもお盆なので各種割引も使えず久々正規の値段で新幹線でGO。(財政的には厳しぃ!)

勝てる試合とはとても言えない状況だけど、精一杯応援はしてくるつもり。

その上で9年ぶりの神戸ウイングスタジアムを堪能したいと思う。 

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上の写真は2001年こけら落とし当時の神戸ウイングスタジアム。
まだ屋根はなく、ゴール裏も今とは違い、ご覧の通りの巨大な観客席でした。
写真は今のアウエイ側で、僕らは明日ここに陣取ります。

八王子祭 - 蹴球間々記

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今年で50回目だという八王子祭。2年ぶりに行ってきた。

僕が子供時分にはあまり行ったこともないしたぶんここまで規模が大きくなったのは最近。お祭り好きの中坊時代も僕も含め「行こう」とかいう盛り上がりもなく騒がなかったぐらいだから。

雰囲気は先日行った祇園祭りに似ている。山車が街を練り歩くのも共通点。ただし伝統と格式が違うのは仕方ない。それでも八王子の各山車も100年単位の歴史があるようだが。

しかしすぐ近くにこういう祭りがあるのは良い。ああ、夏だな、という思いと共に故郷というのを再度考えさせてくれる。

しかし、いつでも八王子があれぐらい活気ある街なら素晴らしいのに。

対大宮戦@熊谷 - 蹴球間々記

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何も書くことがなかった試合。

あっ、夕焼けがきれいでした。

でも別に夕焼け見たさに熊谷くんだりまで行った訳ではない。

そして無様な敗戦を見に行ったわけでもない。

クラブのレベルが違うことなどは誰もが百も承知。

それを承知の上でわざわざかの地まで駆けつけた1000人のサポーターがブーイングをする気持ちを考えて欲しい。

「当日券買えるかな」、なんてドキドキしながら高速を飛ばした僕はトンだ間抜け?

もちろん、それはこちらの勝手な都合と思い込みなのだけど。

それにしても石原、見事な"お礼返し"でした。代表を目指せよ。じゃなきゃ湘南がうかばれない。

 

少し前に「世界は日本サッカーをどう報じたか」(木崎伸也著)を読んだ。興味深い本だが非常に惜しい。そんな内容の新書である。

この本の最初の驚きはサッカー(いやサッカーに限らないか)というものは立場によってその評価は一概であるとはいえないということ。

例えば、日本対カメルーン戦ではドイツ「ARD」TVは日本は守備ばかりしており「最も酷い内容」の試合と酷評しているが、方やスペイン「カナル+」はその守備的な日本を「勝つためのプレイに徹した」と高評価。更にはブラジルでは「戦術が機能して素晴らしい」(グローボTV)と絶賛。それぞれの国情(例えばブラジルはそもそも組織よりも個人技を重んじて何度も失敗している)を踏まえつつもひとつの試合でこれだけ見方が違うというのは驚くほかない。

このような新鮮な驚きを読者に与えつつ、著者は外国から見た日本サッカーの評価を他の試合の実例なども示しながら日本サッカーを評価を書き綴っていくのだが、ここで残念なのは著者はその評価を踏まえつつ「規律はあるがアイデアがなく自己主張の少ない日本」という、ちょっとステレオタイプの日本人論にはまってしまい、更にはそれをどう打破したらよいのかという具体例には、気づいているのに大きく主張していない点である。

僕はこの本の主題は、P167にある「なぜ日本人は、他人の評価ばかりを気にするんだ?もっと自分をみつめ、目の前にある問題と向き合うべきだ」というヒディンクの言葉なのではないだろうかと思う。更には同じ項にあるオランダ人記者の指摘、「日本人はメディアもファンも、世界の評価とか、周りの意見を気にしすぎなんじゃないか?そういう体質そのものが、日本サッカーの発展を阻害している」という言葉を発展させ、この本を構成したほうが良かったのではないだろうかとも思うのである。

他人の評価を気にする、それはつまりは他人依存の自己規定であり、自らのオリジナリティで足を踏み出す事に躊躇する性癖に結びつきやすい。先ほどの対カメルーン戦の評価のようにサッカーとは見る人によっては全く違う出来事が起きたのかと思うばかりの評価があるのが普通であり、それら全ての評価を気にしていたら全くつまらない平凡なプレイばかりになってしまう可能性がある。

だから我々のプレイは「規律はあるがアイデアがなく自己主張の少ない日本」なのであり、そのために最終的な決断が出来ない、つまりはゴールを決められない、試合を支配出来ない、という体質につながっている。

結論としてはこれらを打破するには、我々は他人の目を気にせず良い意味での自分本位的な考え方が最も必要かつ今後は大事であり、それが日本サッカーを強くする重要なキーなのではないだろうか。僕はそう考える。

つまりはこの本は現在の日本人の一番ダメなところを具現化して出版したものであり、それを買って読んでしまう僕も典型的な日本人なのである。著者には最後に「こんな本を読んでいるようでは日本は強くはなりませんよ」と結論付けてもらいたかった。そしたら拍手喝采、この本の出版意義もより高まったとは思うのだが。

(おまけ:逆にいえばこのような本が出版される時点でその道はまだまだ険しいと言わざるを得ないのだが)

 

   

対清水戦 - 蹴球間々記

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バタバタしているうちに立て続けに失点。その後も「地に足が付かない」(反町監督談)状態で30分を過ぎた時点で0-4。前半で帰ろうかと思った。

前半と後半の終了間際の得点は見事だったが、6点も取られては全くそれはプラス材料にならない。むしろDFの酷さは目を覆うばかり。確かに清水の攻撃は湘南からみた場合次元が違ったが、それにしてもああも簡単に穴を作ってしまうのは同じプロなのか!と怒りを通り越しがっかりするばかり。さすがに試合後のゴール裏からはブーイングが飛んだ。

ここに至っても上位クラブにはまったく歯が立たないという状況が改善されないのであれば、次節からの大宮・京都・神戸という下位クラブとの3連戦が非常に大事。これらに勝たねば当然ながら残留はありえないが、それ以上にプロとしての意地も見せてほしい。ブーイングするほうも辛いのだ。

 

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たぶん、「湘南」になってから最高の混雑ぶりだったゴール裏。なのに...。

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