完敗 - 蹴球間々記

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これ以上の完敗はないというくらいの完敗。かつてこれと同じような感覚を味わったな、と記憶を戻してみたら、2001年にあったサンドニでの日本対フランス戦(0-5で完敗)だった。あの試合もWカップ前ということもあり、当方としてはそれなりに日本はやってくれるのではと淡い期待を抱いたものだが、試合後は両者の差があまりに大きすぎて愕然とするしかなかったのを覚えている。この日も同じで、そこには俊輔がいようといまいと関係ないほどのレベルの差を痛切に感じた試合だった。

その中でも特に感じたのはボール奪取力の差。J2ならボール奪取そしてそこからカウンターというように行けたのに比べ、この日の横浜にはそのボールをいとも簡単に再奪取されてしまい湘南は攻撃を絶たれ、それどころか逆カウンターを喰らう、というシーンは何回見たか。

また、両サイドが付け焼刃的な人材しかいないこともありこのエリアで空き放題されるのは致命的だった。あれだけフリーでクロスを上がられてしまうとさすがに中は辛い。

全体で言っても、パスの正確性、スピードの違い、ポジショニングの的確さ、そしてそこからひき起こされるダイナミックな展開、全くといって太刀打ち出来なかった。

だがこれをこれがJ1の最高基準と見るのは早計。このマリノスでさえ、先週はFC東京に押さえ込まれて負け、更に前年は上位のチームとはいえない成績だったのだ。鹿島やガンバとあたった時の衝撃度はこの比ではないのかも知れない。

分かってはいたが、こうも現実を見せられると悔しいというかなんというか。これがJ1なのだ、とその凄みを体感も出来たのだけが収穫といえば収穫だったが、果たしてそれはなぐさめにもならない。

僕らが考えるのはこの完敗の先には何があるのだろうということだけだ。がんばれ湘南。

 

例年以上に年度末のバタバタで本業がせわしく、サッカーに身が入らない日々なのだが(笑)、とにかく明日は「俺らは噛ませ犬じゃない」という意思でやってやろう。ロッキーだってアポロには善戦したのだ(負けたけど)、湘南だって横浜に勝てないわけがない。そういや、あのスタジアム入場口前の階段、ロッキーステップとも言われる、ロケ地だったフィラディルフィア美術館の風景と似てもなくないな。パパ~パ~、パパ~パ~(←ロッキーのテーマをBGMにどうぞ)

 

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第1節を終わって一番思ったこと

「このジャッジ基準で世界と戦えるの?」

確かに手を使ったプレイはいただけないが、ワールドカップなどを現場で見ると何気にもっと酷い(=上手い)手の使い方が多い(南米は言うに及ばず)。確かにFIFAはこのようなものを撲滅せよと訴えているのかも知れないが、多くの国では未だ知らぬ存ぜぬ状態ではないだろうか。Jリーグはやたら規則変更に従順だが、例えばJではファールスローを厳格に取るが、たまにヨーロッパ等の試合を見るとスローインはいい加減でそんな細かい事は誰も構ってはいない。

開幕各試合では審判も過敏になっていて接触プレイでは(手の動きが故意であろうとなかろうと)ほとんどがファールに取ってしまっていた。つまりは1節では倒れた者勝ちの様相を呈していた。故に1対1のプレイがぶつ切りばかりでサッカーの醍醐味は損なわれた。

そして実際のプレイタイムも減りそうだ。開幕戦でもやたらと笛の音ばかりが目立った。審判はまるで取締りのおまわりみたいだった。

及びこのままではやたらとゴール前でのフリーキックが増えそうだ。つまりは上手なプレイスキッカーがいれば勝てる可能性が高くなる。それこそサッカーなのか?という疑問が残りかねない。

最近はあまりヨーロッパのリーグを見ていないので自分は海外事情をアレコレ言える立場にないが、以前見ていた限りでは(巧妙に審判の見えないところでの)この反則技?の使い方は日本以上にもっと酷かった。それが昨今急に是正されたとも思えないのだが如何だろう。果たして世界は今やそんなに良い子のサッカーを行っているのか?そしてこれを是正することで日本サッカーは世界のトップに近づけるのだろうか?今後も国際大会でフェアプレイ賞だけ貰って総ざんげ、みたいなことにならねば良いが。

 

発売月:10年3月

出版社:インデックスコミニケーション

定価:1200円(税込)

ISBN: 978-4757334656


お勧め!

開幕から一夜明けて体が痛い。年甲斐もなく跳ねすぎたかもしれない(笑)。

それにしても昨日はなかなかの散財。復帰記念Tシャツに記念ブックに記念江ノ電乗車券2枚。しめて4960円。しかしこれはまだまだかわいいもので、今後は10'シーズン用ユニフォーム(しかも2ndもかっこいいときた)という大物も控えている。しかも湘南のユニフォームはオーセンティックモノなのでとても高い。A-LINE様、レプリカ出すなどして少しは安くしてくれませんでしょうか?

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でも本人はこの日の買い物は結構満足。

 

 

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これだけ雨が降り続いた開幕というのはちょっと記憶にない。歴史的なJ1復帰第一戦は悪天候の中、山形を迎えて行われた。

昨年終盤の熱き戦いですっかり慣れてしまったが、この日もかつてでは考えられない程早い開場1時間前の平塚着。さすがJ1と思ったのは臨時駐車場が公園近くのボウリング場跡地に新たに設けられていたこと。おかげで最も危惧した駐車場確保もあっさり解決。隣の青果市場には山形からのツアーバスもたくさん停まっていた。

スタジアム周辺に着くと昨年とフードパークの位置が違っていたり(そしてより多くの出店があったり)、やたらと警備員とメディア関係の人が多かったりと、やっぱJ1ともなると賑わいも違うなあ、と少し実感。但し、通いなれた平塚競技場、そして相手がJ2時代にさんざ戦った山形ということで、それほど"J1"という"ハイソ"な雰囲気でもなかったのは少し残念。

一番驚いたのは山形サポーターの増殖率。かつてあれほど彼らがこの平塚に来たことがあったろうか。いや、J2時代に山形へは何度も行ったが、アウエイにまで大量遠征するゾ!というホームでの熱さを感じる印象はなかった。やはりJ1での活躍がこの動員増に繋がっているのだろう。思えば、かつては甲府も同じ道を辿って今の多くの熱きサポーターを獲得していったのだが、やはりトップリーグの魔力恐るべし。

そして、試合は1対1のドローで終わるのだが、判ったことは下位と目されるクラブ(失礼!)となら何とかやれそうなこと。ホームということもあり、この試合はかなり押している場面も多かった。湘南はベストから田村・臼井・アジエルがいない状態だったが、代わりに出場した永田・阪田・馬場がしっかり穴を埋めていたのも良かった。特に阪田のサイドDFは思いの外良い出来で、また馬場は技術もしっかりしている上に良く走るという感じでフィットすれば相当面白くなると感じた。FWの新居も頑張っていた。

こうしていよいよ夢の舞台が始まった。この日獲得した「勝ち点1」を取るのに11年もかかってしまった。だが次の勝ち点はたった1週間後に獲得出来るかもしれない。「J1で戦っている」、この素晴らしさをかみ締めながら次節、俊輔の凱旋試合に臨みたい。 

おまけ:バックスタンド側の広告看板がJリーグオフィシャルスポンサーだったのは違和感、というか、これがJ1なんだなあ、と感慨深く、少し涙ぐみそうになったのは秘密。

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いよいよ明日Jリーグが開幕である。湘南にとっては実に11年ぶりのトップリーグでの開幕戦。この日を夢見てこの10年過ごしてきたと言っても過言ではないのだが、実際その日を迎えてみると、それほどには感慨深くはならなかった。むしろ「やっと開幕」という、シーズンを待ちわびた気持ちの方が強いのかも知れない。

そう、多くのサポーターがどんな立場にあろうとも平等にワクワクドキドキ出来るのが開幕前夜の特権。そこにはJ1・J2などというカテゴリーは関係ないのである。そこに我がクラブがあるから応援する、それが再び季節を超えてやってきた喜びに浸れる素晴らしさ。今宵、そして明日はその喜びに浸ろう。結果はどうなろうとも。

そういえば、この開幕直前にサッカー専門新聞紙の「エルゴラッソ」から季刊「エルゴラ」第一号が発売された。創刊号はJリーグ開幕特集号。内容もエルゴラらしく、既存メディアにありがちな"代表のファーム的な見方"ではないJリーグそのものを正面から取り上げる内容で読み応えあり。森本孝史氏や宇都宮徳壱氏等のそれぞれ独自の視点でのコラムが良い。また、多くの紙面を割くクラブ紹介は単なる紹介に終わらない切り口で書かれており読んでいて楽しい。担当記者諸氏が上げるライバルクラブなどは企画からして面白い。こちらは雑誌なので書店でも買える。580円。

 

開幕まであと1週間を切ったJリーグだが、今日(あっ、もう昨日か)発売のBRUTUS3/15日号で、なにげにJリーグの特集を見つけた。

この号では「アンチTOKYO クールLOKAL!」ということで地方の素晴らしさを都市ごとに紹介しているのだが、その一環として閉じ込み付録的にJリーグのホームタウンも紹介。札幌・仙台・山形・甲府・新潟・富山・神戸・広島・徳島・松山・北九州・大分は1P毎に特集。BRUTUS的な(要はこじゃれた)店などをスタジアムなどと共に紹介している。(その他のホームタウンも小さく紹介しています)

閉じ込みということで少し宣伝(Jリーグから金が出ているのでは?)要素も強い(GWまでのJ全日程入り)のだが、その他の都市紹介と絡めてもなかなかに面白い。そもそもJリーグをこのようなトレンド(死語)を追っかける雑誌に組み込むのがなかなか良い企画。(もし金を出しているのなら)広報予算の使い方としても正しい使い方だと思う。地方遠征を頻繁にする方は是非一読を。

それにしても最近のBRUTUSは面白い企画が毎回続く。出版不況のおりでもやはり同誌の底力は侮れない。少し前の"吉本隆明"特集号には驚いたものだ。

 

 

何年かぶりでスーパーカップに行く。雨も上がったろうと思いフラフラ出掛け、千駄ヶ谷に着くとそこは雨。ちょっとジャッジミスかと思ったが間もなく止んだ。同じような方が多かったのか、最初はガラガラだったスタンドも、始まる頃には3万人以上入っており少し驚く。

試合そのものものはどちらもシュートが少なくいまひとつ。プレシーズンなので怪我を負いたくないなどの言い訳はあるのだろうが、それにしてもエキサイティングというには遠い内容。ゴールも怪しいPK(アレが今年の基準なら、この日の主審の西村氏はワールドカップで大変なことになるではないか)と、加地のシュートが相手に当たって入ったというしまらないもの。何よりゴール前での迫力、というかなかなかペナルティエリアで守備陣を割れない非力さ(決してDFがチ強いというイメージはもてなかった)ばかりが目立ち、なんだか代表と同じ模様がそこには見えた。唯一がやはりマルキーニョスが持った時の怖さぐらいか。今年のJの試合がエキサイティングにならないのではないかと不安になる。

スタジアム外には今年の各チームのユニフォームが飾っており、またそれぞれの地域の名物が売られていたが、残念ながら湘南名物(?)のベルマーレクッキーはどこにあるのかは分からなかった。また、胸スポンサーがないユニフォームも湘南だけだった。が、誇らしいのは試合前のチーム紹介時にJ1側に湘南のフラッグがあったこと。違和感ありありだがやはり嬉しい。

これでいよいよあと1週間で開幕。ダントツビリ候補の我が湘南だが、さてさてどうなるか。あと少し夢を見させて欲しいのだが。

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発売月:2月

出版社:河出書房新社

著者:杉山茂樹

定価:1890円(税込)

ISBN:978-4309271637